幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2007年9月17日。
12月以来のキリンジライヴ。
今回は野音です。
とにかく以前も書きましたが、キリンジのライヴにはエンターテイメント性のかけらもありません。
全くキリンジを知らずに僕がライヴを見たら激怒して酷評するのではないでしょうか。
客を盛り上げようとする意図も全くないし、淡々と曲をやり、全てがヌルい雰囲気のまま進められていきます。
ホントにヌルいです。
僕も人に上手く薦めることの出来ない不可思議なバンドです。
でも、ことキリンジに関しては「それでいいんです」。
野音は立ち見も出て超満員。
みな、楽曲と独特な歌詞世界を聴きに来ているのです。
TVもラジオにも殆ど全くと言っていいほど出てこないし、タイアップも殆どないので、それが逆に言えば純粋なファンのみが集まる場となります。
今日も聞きたかった曲を何曲か聞けて大満足。
相変わらずバックバンドは上手い。
特に、コーラスの真城めぐみさんは毎回キリンジのライブに参加されてますが、抜群ですね。
コーラスは、メインよりも上手い必要がある、なんて事を聞いたことがありますが、まさにそんな感じ。
パーカッションも含めてしっかりキリンジ兄弟をサポートしてます。
それにしても野外ライヴはいいもんです。
伝説の日比谷野音に足を踏み入れたのは初めてだったのですが、日比谷公園の木々と、厚生省/環境省の建物に囲まれ、都会の空を見上げながら音浴びするのは気持ちエエもんです。
今日は蒸し暑かったのがキツかったけど、春や秋はいいやろうなぁ。。。
ただ、野外ライヴで一番印象に残っているのは、高校の時に大阪の万博記念公園で行われた「Live under the sky’92」。
野外で聴くパットメセニーグループの演奏は、感涙ものでした。
もうやってくれないんだろうなぁ~。
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