非ゼロ和ゲーム

今週火曜にKirinjiの新しいアルバムが出た。

今年はaikoとKirinjiが双方20周年で、同じ日にシングルが出て、1週ズレてるだけでアルバムもほぼ同時に出るという、今までありそうでなかったパターン。

で、aikoはある程度予測がつくaiko節。
問題は商業主義に揺れず、固定ファンを持つKirinji、とりわけそれを引っ張る堀込高樹さんが変幻自在の歌詞と音楽性をどう魅せてくれるか。
これに毎度のことながら期待なのである。

まだまだ聞き込んでいる最中ではあるものの、ぼくはやはり「非ゼロ和ゲーム」という曲に今のところトドメを刺す。
一言で言えば不気味な曲。
でありながら不思議と引き込まれ、切なさも醸し出す。

だいたいそもそも「非ゼロ和ゲーム」という語句を曲にしようという発想も発想だし、その語感を見事にメロディー(もしくはフレーズやコーラス)に乗せて曲として完成させている。

他にもスルメソングが潜んでいそうであり、相変わらず死ぬまで愉しめるアルバムを創ってくれている。



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非ゼロ和ゲーム

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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