幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
2011年4月27日。
矢野顕子 ソロ Live at Cotton club
2週前の上原ひろみさんに続き、海外ミュージシャンの相次ぐ来日キャンセル(?)によって実現した4月27日一夜限りの特別公演。
都心での矢野さんのソロライブはほとんど実現しないので、
貴重な公演である。
よって超満員。
実は僕も矢野さんのソロライブは初めて。
行く前からそうなるんじゃないかと予想はしていたけれど、
今のところ、僕の中の今年のMVPライブになりました。
圧倒的な音楽性で他の追随を許さない弾き語り。
“ピアノを調教する”弾きっぷり、
ピアノからの旋律も本当によく“歌って”います。
今宵、セカンドショーでは、
「電話線」「中央線」などの昔からの曲も歌ってくれましたが、
一番響いたのは、くるりの名曲「ばらの花」でしたね。
もうホンマに泣けてきました。
今は、どんな曲聞いてもつい震災の事を思い出してしまうんですよね。
でも、
安心な僕らは旅に出ようぜ、だと。
そしてアンコール。。。
今のご時世、皆さんライブでは
「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」を歌ったり、演奏したりし、
果たして矢野さんは何でくるか?と思っておりましたが、
去年の傑作弾き語りアルバム「音楽堂」から、
「いい日旅立ち」で締めてくれました。
“人の曲、矢野が歌えば矢野の曲”の言葉通り、
もはや別作品とも思える矢野流「いい日旅立ち」で、感動のフィナーレ。
これまた震災を思い起こしてしまうけれど、
どんな苦境でも
日本(世界)のどこかに私を待ってる人がいる…である。
そして、生かされてる僕らは旅立てよ、と。
コメントを残す