幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]
日本の新聞の「おくやみ」欄などを出来るだけチェックしたりしているが、
オスカーピーターソン級のミュージシャンでないと、
なかなか日本の新聞にジャズミュージシャンの訃報は載せてくれない。
というわけで、今日スイングジャーナルを読んでいて初めて知った。
フレディハバードが死んでいた…
12月29日という。
享年70歳。
僕は彼の明るい音が好きでした。
吹きっぷりも好きでした。
やっぱり一番の印象はVSOPクインテットの火の出る様なソロでしょう
テーマがあって、そのあとをフレディがブリブリ吹きまくり、
ハンコックが舞い、その後ろからトニーが猛然と煽る様はVSOPのハイライト。
1976年7月26日、雨の田園コロシアムのライブアンダーザスカイは、タイムマシンがあるなら飛んで行きたいライブです。
もちろん、それ以外にもフレディの演奏では
コルトレーンの「オレ!」のソロや、
自身名義の「オープンセサミ」も華やかで好きだし、
今となっては晩年になるけど、ジョージ川口氏の45周年記念コンサートでも唇を悪くしながら必死のソロを披露していました。
フュージョン作品もあるようで、「良い」という噂を聞いたことはあるのですが、聞いたことがありません。
この15年はブルーノートはおろか、ロクにライブをすることも出来ず、遂に僕はフレディを見ることは叶わぬまま彼は逝ってしまいました。残念。
晩年、健康状態も悪かったようだし、何より唇の故障で吹けていなかったようなので、天国では思う存分吹きまくってくれよ、フレディ。
トニーが天国でフレディのソロを煽るのを待っているはずだ。
合掌
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