石森楽器からスティールパンへ

土曜日のこと。
とある用事があって、東京に来て13年目にして初めて大久保にある石森楽器へ。
石森楽器とは、国内外のそれはそれは、多くの管楽器奏者が御用達にする管楽器専門店です。
外人ミュージシャンも来日するとわざわざチューニングに預けにくるぐらい。


さて、管楽器をよく知らない僕は、とりあえず入店して入り口付近にあるポスター等々を見ておりました。
すると、聞き覚えのある声が。。。


学生時代のフュージョンサークルの一つ下の後輩 Y氏ではありませぬか。
単身赴任で大阪から東京に来ていたのは知ってましたが、まさかこんな所で遭遇するとは。
9年ぶりであります。


彼は、ビッグバンド界の甲子園、山野ビッグバンドジャズコンテストで優秀ソロイスト賞を受賞するほどのサックスの腕前を持ちつつも今はM放送の社員。
そして、僕が卒業してからのもう一つの顔としては、スティールドラム(正式にはスティールパンという)に目覚め、日本のスティールパンの第一人者、原田芳弘氏の一番弟子なのであります。


スティールドラム。中南米の島国トリニダードトバゴの楽器。
ドラム缶をガンガン叩いて作成され、音階が出る。


今でこそだいぶ日本でも馴染みになってきて、各地でスティールパンのバンドが出来ていますが、Y氏が始めた頃はまだまだ演奏者も少なく、楽器も手に入りにくく、調律師は未だに日本にはいないそうです。


原田さんに弟子入りして出来たバンドがパノラマスティールオーケストラ。当初は5人ほどだったそうなのですが、今や30人を超える大所帯バンドで今年はフジロックにも出たそうです。


当時5人でやってた時代からのY氏の友人が池袋でその日にライブをやるからモグワイさん行きませんか?と誘われたので、当然の如く参戦。


この日は2人+パーカッションでの演奏。
初めて生のスティールパンの演奏を目の前で見ました。




なんとも言えん綺麗な音色。新鮮な刺激でございました。
まぁ楽しそうに演奏すること
確かに見てるのも楽しいが、やった方が楽しいかも。
ちょっと演奏してみたくなったけど、やっぱりドラムをもっと練習せねば。
でもちゃっかりパノラマスティールのCDを買って帰って参りました

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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