人は極限状態において偉業を成し遂げることが多いと思う。
たとえば、スメタナ。
売春街で、長い間楽しみ、梅毒に一生苦しみ、後遺症で精神疾患と聴力まで失い狂人で人生を終えたスメタナ。
入院する直前に完成したモルダウは、本当に感動的で、病人だとは信じられない能力を発揮している。
どんなかたちであれ、ぬるま湯はつまらない。
クズで社会性なくともそのほうがまだ生きているといえることもあるのではないだろうか。
自分をもっと追い込もうと思う。
痛みなくては進歩なし。
ポジティブなお花畑主義者は、スティーブ・ジョブスの偉業を讃え
カンブリア宮殿でも見て感動していればよいのである。
Tポイント貯める根気もない、正真正銘、本質的に刹那主義者の私
それでもある種一貫性がなく、刹那主義者にもかかわらず
「慎重なところがあると思います」とかいわれるけれど
私の性質でそれをなくしたらとうの昔に野垂れ死んでいるだろうと思う。
苦労して創ったものを一気にぶっ壊すようなことを繰り返して生きてきているのだから。
まったくのアホである。
最近また完全に開き直った私は無敵である。
限界までクズになり
限界まで突き進もうと思う
たとえ収入が何倍になっても
クズの本質はやはりクズである。
それなら本物のクズを目指すのもひとつの生き方である。
ブコウスキーでも
スメタナでも
上等!
「どーんといこうや!」である。
青木 真行
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