Monthly Archives: 6月 2018

目の前のこと

満たされている時代だと思う

先行きが暗そうなこの国にあっても

有史以来もっとも満たされている時代

こうしている間も

なんだかんだと課題はあるけれど

よりよい方へ向かっていると信じている

人類とかそういう大きな話をするとロマンがあるけれど

今日もけっきょく

目の前の退屈なことをこなしていくしかない

そうしてなんとかこの世とお別れする瞬間までやっていく… Continue reading

10年ぶりのカラマーゾフの兄弟

10年ぶりにドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読んでいる。
今回は読みやすいと評判の亀山訳。
確かに読みやすい。

訳し方もわかりやすいのかもしれないけれど、感じるのは字の細かさが解消されていること。

前回読んだ原訳の新潮文庫は上中下の3巻
今回のは4巻プラスエピローグ1巻の5巻
単純にスペースが広い。

以前に途中で挫折した岩波の米川訳も4巻だけど、それは自分の力不足だったのかもしれぬ。まだ若かった…。(通常古典作品等は、だいたい岩波版で読むことが多い)

(余談ながら最近、これまで挫折しまくった資本論もなんとか5巻まで読んだ。難しいのでこれを読みこなすための指南本、解説本も3冊読んだので、えらく時間がかかったけど…)

今回、10年ぶりにカラマーゾフの兄弟を読んでいて思うのは。… Continue reading