R.I.P 婆さん

今年祖母が亡くなった。

友引を挟んでいたので二日間、葬儀場で彼女と過ごした。

遺体になってしまった彼女に付き添い

線香が消えぬように見守るのが私と祖母の最後の時間となった。

中学を出てから家出して以来、

実家に帰らない日々が続いていた私。

数年後。

大検取得と大学入試のために一念発起し、

仕事を一時的に辞めて祖父母の家に居候として住まわせてもらうことがあった。

祖母の手料理、

毎日私の好きなものを用意してくれた。

そんなことを思い出しながら

人は死んでいくのだな…ということを静かに考えた。

不思議と涙はでなかった。

葬式。

葬儀場の人が棺を閉じる前に最後にお声をおかけくださいと言った。

一同、

何も言えない数秒の間。

 

私は、祖母に『お世話になりました』といって頭を下げた。

 

涙が溢れてきた。。

周りに気づかれまいと思った瞬間。

後ろで母が大きく声をあげて泣いた。

 

 

今の私があるのは祖母のおかげである。

いろいろな人の支えを受けて、

生きている。

世の中に対して何かをしようなんておこがましいことは思わない。

 

祖母への感謝。

恥じない日々を過ごそう。

もっと本気で生きようと思った。

自分にしかわからないこだわりかもしれない。

それでいい。

ただ、前のみを見て突き進む

私を見て

子供じみているとか

青いとか思う人もいると思う

けれど、

それがどうした

関係あらへんの精神で突き進もう。

 

執念ともいえるような情熱をいつのまにか忘れていなだろうか。

やりたいようにやってやろう。

 

熱い思いは鉄をも溶かす

わがままでもよいではないか

男の子なのだから

全力で行こう

もちろんグダグダするのも本気でやる

人間のクズのような時間もあっていい

それはすべて必然

威風堂々

 

我が道を行こうと思う

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