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長尾中華そば@神田小川町
訪問 2021年3月12日(初訪問)

長尾中華そば 神田店 Twitter

こく煮干し 味玉

昔から煮干しで中華そばのスープの出汁を取るというのは普通だけれど、都内で「凪」グループ(すごい煮干しラーメン凪 @渋谷すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館など)が濃い煮干しを提供して席巻し始めてからか、ホンマの豚骨ラーメン屋が換気扇から豚骨臭を撒き散らしているように、煮干し臭を前面に押し出したラーメンもあちこちで見られるようになっている。
臭いいわゆるセメントと言われるほどの色のスープさえあるほどだ。
最近筆者が食べた中では、千歳船橋の西川などはその筆頭とも言えよう。

この店は2004年創業。青森に本拠地を置く煮干しラーメン店。青森に4店、五所川原、名取、なぜか名古屋に1店舗ずつあり、東京は神田小川町に2018年進出。

さて煮干しラーメンだが、魚臭さを前面に押し出しているのには違いないので、食べる人を選ぶ。
で、この長尾中華そばは見た目ほどには煮干し全開!ではない。マイルド煮干し。
とはいえそれは今回食したのが「こく煮干し」だからであって「ごぐ煮干し」がどうなのかは食べてみる必要があるし、逆に「あっさり」も存在する。こちらも食べてみたい。

麺はツルッとして稲庭うどんをさらに細くした感じの独特のもの。
チャーシューは鶏モモ肉と豚バラ肉の2種で、昔ながらのチャーシューテイストを残しつつ低温料理で進化させたもの。

卓上には胡椒に一味、七味もあり、さまざまな味変が愉しめる。
テーブル2席であとはカウンター。ハンガーはないが物置あり。

上述した煮干しの濃さを選べるだけでなく、味噌があったり、限定ラーメンがあったり、サイドメニューもいろいろと充実しているので、界隈の人は何度か来てしまいそう。
青森系煮干し中華そば、というだけで一風変わっているので、がさらにもっと広がっていくか。

長尾中華そばの水

長尾中華そばの場所

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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