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五丁目煮干し @中野
訪問 2015年11月8日(初訪問)、12月18日(訪問2回目)


濃厚煮干しつけ麺
五丁目煮干しつけ麺

油そば
五丁目煮干し 油そば

煮干しを使った名店は、その昔はたけちゃん煮干しラーメンだったり、荻窪の二葉だったり、あるいはすごい煮干しラーメン凪だったり、枚挙にいとまがないが、2014年12月23日に中野で産声を上げたこの新鋭は、それらとはまた一味違う煮干しの味。濃厚だが濃厚過ぎず。芳醇な煮干しの風味を楽しめる。

特に、ありそうでなかった「煮干しの油そば」は秀逸。油そばなのにどこをとっても煮干しの香りが口中どころか顔面を襲う。かといって完全な魚スープと思いきや動物系とも合わせ技にしてある。この油そばは食べたことがない個性あふるる味。

敢えてラーメンで勝負せずに、つけ麺と油そばだけで勝負している姿勢や潔し。

つけ麺の麺
五丁目煮干しつけ麺の麺

つけ麺のスープ
五丁目煮干しつけ麺スープ

かと思えば2015年末になって、ついにラーメンを登場させた。煮干し一見さんお断りとでも言いたげな濃厚ラーメン。

ど煮干しラーメン 味玉入り
濃厚ど煮干しらーめん

濃厚ど煮干しらーめん アップ

胡麻味噌にでも付けているかのようにドロッとしているが、これは同じ中野でも無鉄砲とか天下一品と容姿は似ていても非なるもので、ドロドロしているのにあっさりしている。その上でバランスはとても良い。各具材に煮干しスープが染み入っている。もちろん、多少は口の周りがネチャつくが、しれている。

と、いろいろ書いているけれども、あくまでも「煮干し風味に耐えられるなら」という前提であって、前から後ろから煮干しに迫られるので苦手な人にはまったくオススメ出来ない。逆に好きな人は、ちょっと今迄にない味わいなのでオススメである。特に油そばは一興。

酢の中にも煮干しが
五丁目煮干し酢

五丁目煮干しの水
五丁目煮干しコップ

五丁目煮干し 店内

五丁目煮干し外観

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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