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武蔵家 @吉祥寺
訪問 2014年1月5日(初訪問)

ラーメン

1999年から吉祥寺で勝負している横浜家系ラーメン店。中央線高架下にあり、近くを通ると強烈なニオイを漂わせていたが、一度も入店したことがなかった。ごく最近にマルイ裏へ移転。満を持して?の初訪問。いわゆる他の家系ラーメン店とは違い、家系にしては落ち着いた店がまえ(あくまでも家系の中では、だが)。

正月明けてすぐの夜遅くで、まだまだ都内は人が少なめのはずなのに引っ切りなしに来店客あり。比較的客層は若い。

肝心の味なのだが、僕が食べたたまたまの一杯がそうだったのかもしれないが、もっとガツンと来る家系ラーメンを想像していただけに、少しパンチが足りなかった気がする。薄い、と言ったらよいか。平打ちの太麺で、いい意味で雑味たっぷり。繊細な味というものではない。後記する「ライスおかわり自由」システムも含めて、夕飯にはちょうどいい。

ライスおかわり自由。そのライスに合うスープ。誰にでも分かる味とでも言おうか。だから吉祥寺で学生時代を過ごし、ここのラーメンをしょっちゅう食べる学生にとってはこの味が「思い出の味」になっていくのであろう、そんな店。女性ラーメン評論家の本谷亜紀氏もこの店を自身の最重要店の一つに挙げていたが、彼女も学生時代を吉祥寺で過ごしたから「思い出」としての味らしい。武藤敬司さんの言葉「思い出には勝てねぇんだよ」である。

だから僕も’99年からこの店で食べていたらまた違った感想になってたかなぁ、と思う。スタッフはキビキビ動き、店内も昭和風というか、雰囲気あるつくり。荷物も置きやすく、しっかりとラーメン&ご飯を食べれる店がまえ。

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャンこのブログでは、私のライフワークである旅、滝めぐり、ラーメン食べ歩き、食レポート、温泉/旅館/ホテルなどについて、徒然に綴っています。→ [ 詳細 ]

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