Live review(その他)

Live鑑賞 〜 Jojo Mayer & Nerve Live at Cotton Club

2014年10月13日。

Jojo Mayer & Nerve Live at Cotton Club





Jojo Mayer & NERVE
featuring John Davis, Jason Lindner
ジョジョ・メイヤー & ナーヴ 
フィーチャリング・ジョン・デイヴィス、ジェイソン・リンドナー


Jojo Mayer (ds)
ジョジョ・メイヤー(ドラムス)
John Davis (b)…

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Live鑑賞 〜 Patti Austin “The Real Me (Jazz, R&B and Soul)” Live at BlueNote Tokyo

2013年10月13日。

Patti Austin “The Real Me (Jazz, R&B and Soul)” Live at BlueNote Tokyo

Patti Austin “The Real Me (Jazz, R&B and Soul)”
パティ・オースティン
“The Real Me (Jazz, R&B and…

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Live鑑賞 〜 哲史 feat.青花 Live at APIA40 2012

去年見たライブの中で、裏MVPとも言えるのが碑文谷にあるAPIA40における数々のアーティストたち。


アメトーーク流に言うならば、APIA芸人と言ってもいいほど、
出てくるアーティスト出てくるアーティストが「トンでいる」。
そして、まだまだこんなにも表現者たちがいるのか。。。と去年驚かされたものである。


元スターリンの音楽界の重鎮、遠藤ミチロウ氏を筆頭に、友川かずき氏、矢野絢子氏なども出演者に名を列ね、
最近では竹原ピストル氏がAPIAアーティストの売れ筋だろう。


僕が去年見た中では、遠藤ミチロウ氏のパフォーマンスもスゴかったが、
小池慎司氏、そしてホームページすらなく、普段はフツーに仕事をしていてライブのために長野からやってくるというザ・トランジスタラジオにはたまげた。


小池さんには、その詩の世界と暗いながらもなにげにカッコいい曲にたまげ、
ザ・トランジスタラジオは、ハッキリ言って演奏は上手くないんだけれどもヘタウマというか、あまりにもそれ以外のパフォーマンスが強烈すぎて(そしてそれを徹頭徹尾やり切る)演奏などどうでもよくなってしまう存在感にやられてしまった。


ともすると、このライブハウスは’60年代の全共闘っぽい雰囲気を醸してもおかしくないのだが、違うんだなぁ〜コレが。
そういう雰囲気を漂わせている人がいなくはないけれど、見ているとどうも違う。
あくまでもそこには21世紀型の表現者たちの空気がある。
これはライブ遭遇者にしか分からない。


さて、そんなAPIAアーティストの一翼を担うのが、我がバンド仲間の哲っちゃんこと哲史氏である。


彼は2ヶ月に一度のペースでAPIAに出ている。
横にはジャンベを叩く、私生活でも相棒である青花(はるか)さんを引き連れて。


実際には、青花氏もAPIAアーティストとして哲っちゃんとは別の月に出演しており、
青花氏の横にはサポートとして哲っちゃんがいるので、2人とも毎月APIAに出ているという、筋金入りのAPIA芸人になりつつある。


2012年9月29日。
そんな哲っちゃんのライブを10ヶ月ぶりに見に行った。



バンド仲間だから、とかそんな贔屓目なしに哲っちゃんはいい曲を書く。
(実際、バンドでやっている曲と哲っちゃんがギター一本&ジャンベで奏でる曲は雲泥の差である)
この日も初めて聞く曲を3曲聞いたが、あらためてそう思った。
もちろん本人は普段はフツーに仕事しているし(恐らく殆どのAPIAアーティストたちは普段フツーに仕事をしている筈だ)、…

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Live鑑賞 〜 Demon’s Rock Mythology Tour “Premiun Day!” at Zepp Diver City

2012年6月22日。

Demon’s Rock Mythology Tour “Premiun Day!” at Zepp Diver City

デーモン閣下(Vo.)
松崎雄一(Key.)
雷電湯澤(Drs.)
石垣愛(Gt.)
原田喧太(Gt.)
大桃俊樹(Bass.)
Ayumi(BGV)
MIYAKO(BGV)

guest artists:
*AKANE LIV(LIV MOON)
*小柳ゆき
*赤飯
*TAKE(Skoop On Somoebody)
*未唯mie(ピンク・レディー)…

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Live鑑賞 〜 国技 聖飢魔II

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年11月30日。
小学校からの竹馬の友 N氏のお誘いを受けて、
両国国技館『聖飢魔II Presents 「Tribute to JAPAN」』へ行ってきました。

当日は4組のバンドが登場しましたが、
僕は仕事後だったため、聖飢魔IIの1曲目が終わった所から参戦。

1.DEPARTURE TIME
2.1999SECRET OBJECT
3.アダムの林檎
4.ARCADIA
5.BIG TIME…

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Live鑑賞 〜 遠藤ミチロウex.STALIN(vo,g)、Opening act 哲史(vo,g) feat.青花(perc) Live at APIA40 2011

2011年9月11日。
遠藤ミチロウex.STALIN(vo,g)、Opening act 哲史(vo,g) feat.青花(perc) Live at APIA40

遠藤ミチロウ氏と言えば、伝説的バンド「ザ スターリン」のリーダーでボーカル。

スターリンは超過激なライブパフォーマンスで80年代、バンドブームを駆け抜け、過激過ぎてテレビにもほとんど出なかったがゆえに、当時バンドブーム真っ只中を高校生で迎えた僕にとっては、まさに「伝説」のバンド。

とはいえ、残念ながら当時楽曲を聴き込んだわけではない。

客席に内臓や豚の頭を投げる。放尿する。ライブハウスを壊す。。。
など、まさにバンドブームの頃のある一方の側面を牽引していたのがミチロウさんだ。

そんなミチロウさんも昨年還暦。

今でも全国の小さなライブハウスから夏の野外フェスまで、年間100本以上ライブをやるらしい。
また今でもちょくちょく内臓は投げるらしい。

そんなミチロウさんが拠点にしているライブハウスが学芸大学にあるAPIA40(アピアフォーティ)

このライブハウスは、ロック、Jazz、ポップス、フォーク…どのジャンルに特化するでもなく、ミチロウさん筆頭に、友川かずき氏、小池真司氏、さねよしいさ子氏など、いわゆる『表現者』のためのライブハウス。
最近では松本人志監督の映画「さや侍」にも出演&歌も披露した竹原ピストル氏もAPIAアーティストの1人である。

以前来た時も、弾き語りあり、フリージャズありで、どの出演者も強烈、圧巻のパフォーマンスだった。

こういうのを見ていると、東京という街の底知れぬ受け皿の広さを感じずにはいられない。

さて僕が一緒にバンドをやっている哲史くん(通称 哲っちゃん)は、ミチロウさんを心酔している。
そして哲っちゃんも2ヶ月に一度の割合でAPIAに出演している。

僕とバンドで一緒に演奏する曲とは曲調が全然違うんだけれども、ギター一本で壮絶に歌い、奥さんでパーカッショニストの青花(はるか)さんと一緒に歌う哲っちゃんは、ホントに幸せそう。

そんな哲っちゃんの念願がかない、11日、遂にAPIAでのミチロウさんライブのオープニングアクトを務めることになったので見に行ってきた。

哲っちゃん、渾身の、素晴らしいライブのあと、いよいよ御大…

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Live鑑賞 〜 矢野顕子 ソロ Live at Cotton club 2011

2011年4月27日。
矢野顕子 ソロ Live at Cotton club

2週前の上原ひろみさんに続き、海外ミュージシャンの相次ぐ来日キャンセル(?)によって実現した4月27日一夜限りの特別公演。

都心での矢野さんのソロライブはほとんど実現しないので、
貴重な公演である。
よって超満員。

実は僕も矢野さんのソロライブは初めて。
行く前からそうなるんじゃないかと予想はしていたけれど、
今のところ、僕の中の今年のMVPライブになりました。

圧倒的な音楽性で他の追随を許さない弾き語り。
“ピアノを調教する”弾きっぷり、
ピアノからの旋律も本当によく“歌って”います。

今宵、セカンドショーでは、
「電話線」「中央線」などの昔からの曲も歌ってくれましたが、
一番響いたのは、くるりの名曲「ばらの花」でしたね。
もうホンマに泣けてきました。
今は、どんな曲聞いてもつい震災の事を思い出してしまうんですよね。
でも、
安心な僕らは旅に出ようぜ、だと。

そしてアンコール。。。
今のご時世、皆さんライブでは
「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」を歌ったり、演奏したりし、
果たして矢野さんは何でくるか?と思っておりましたが、
去年の傑作弾き語りアルバム「音楽堂」から、
「いい日旅立ち」で締めてくれました。…

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Live鑑賞 〜 矢野顕子 トリオ Live at BlueNote Tokyo 2010

2010年8月21日。
AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER
矢野顕子トリオ・フィーチャリング・ウィル・リー・アンド・クリス・パーカー

Akiko Yano(p,vo)
矢野顕子(ピアノ、ヴォーカル)
Will Lee(b)
ウィル・リー(ベース)
Chris Parker(ds)
クリス・パーカー(ドラムス)

毎年夏のブルーノート東京アッコちゃん祭り。
今年も昨夏に引き続き、ウィルとクリスのトリオで登場。

矢野さん、ますます最近は神格化してきているというか、
あらゆる「ピアノ弾き語り」アーティストの頂点に君臨する一人。

この人ほど、歌とピアノが一体化している人もいない。
そして、メロディーメーカーであり、作詞家でもある。
ライブ前は「ピアノを調教」して、自分のものにする。



☆今回もライブ中「捨て曲」なし!でした。
覚えているだけで、セットは

・京都慕情(KYOTO)…

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合掌!Ed Thigpen

また1人、偉大なドラマーが世を去った事を今朝知った。

こういうのは、よほどの大物でない限り(じゅうぶん大物なのだが)日本の新聞のお悔やみに出ないので、あとで知ることになる。
(それでも最近はツイッターなんかで網羅できるけど)

13日に亡くなったそうだ。
ドラマー、エド・シグペン。
人呼んで“ザ・ブラシマスター”

遂に、この人の演奏を生で見る事はかなわなかった。
一度でいいから見たかった。

そんな人知らんわい!
という人でも、恐らくこの人のドラムを耳にしたことがない、という人はいないんじゃないかと思う。

偉大なるオスカーピーターソンの黄金期のドラマーであり、そのオスカーピーターソントリオの演奏は、ジャズが流れる居酒屋とかバーではよく流れるからだ。

ブラシマスターとしての動画。
ブラシとスネアのみでの、見事なソロ。
1分44秒の中にあらゆるテクニックが網羅されている。



合掌!
これで、黄金のピーターソントリオは3人とも逝ってしまった。
天国で素晴らしい演奏を披露してください♪

Live鑑賞 〜 キリンジ Live at CCレモンホール 2008

15日。
キリンジのツアー最終日。
渋谷公会堂こと現在はCCレモンホールにて。


2階席。
周りは立って聞くこともなく。。。


相も変わらずキリンジのライブはエンターテイメント性のかけらもない。
トークもゆるい。
全く知らない人には到底おすすめ出来ないライブ。


でも。
でも。。。


超満員の聞きにきている人全員が満足する。
その曲に。その歌詞に。


バンドも毎度のことながら抜群に上手い。
良質、上質なポップス。


今宵の客も立っている人、いない人関わらず満足していた。
あの拍手は満足の拍手だ。


そして…
僕は…


数多くのライブを見てきたけれど、今までも、もしかしたら今後もこんなライブの聞き方はもうしないんじゃないかっていうくらい、ずっと泣いていた。


先日のaikoのライブの時は「キョウモハレ」で泣いてしまった…という感じだったが、
今回のキリンジのライブは一曲目の「家路」からもう我慢できなかった。
だから半分ボーっとしていたので、もう1回見たいくらいだ。


涙をこらえるから鼻がダラダラ出ていた。
でも涙も出てきた。


別段、キリンジの歌詞はお涙頂戴ソングではない。
でも、ツボにハマると泣けてきて仕方ない。


2月にさんざん聞いた「家路」
「雨をみくびるな」
「朝焼けは雨のきざし」
「もしもの時は」…

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Writer:オーシャン

コラムニスト:オーシャン幼少の頃より音楽を始めとしたあらゆるエンターテインメントに触れる機会を持つ。学生時代はフュージョン系サークルにもプレイヤーとして所属。→ [ 詳細 ]

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